事故及び違反の防止

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安全心得

狩猟のうち、特に銃器を使用する銃猟は危険を伴うものであり、銃刀法によって、狩猟時に加え、携帯・運搬・保管についても厳しい規制がかけられています。 次の狩猟事故防止のための注意事項は、ハンターにとって基本中の基本です。

  • ・猟銃の安全の点検
  • ・実包の装填時と脱包の確認
  • ・適切な猟銃保持方法(銃口は人に向けない、発砲時以外引鉄には指を掛けないなど)
  • ・発砲に当たっての矢先・獲物・足場の確認
  • ・目立つ色の服装(猟友会会員には安全狩猟ベスト・帽子が支給されます。)
  • ・大粒散弾は使用しない(猟友会会員としてのルール)など

ハンターには、殺傷能力のある銃器を使用しているとの自覚を持ち、常に緊張感を持続させることが求められます。

また、近年は、特にくくりわな猟によるニホンジカ・イノシシの大型動物の捕獲に伴う事故が増加しています。 くくりわなを架設する場合は、周囲の樹木などにしっかりと固定することや、引きちぎられないように十分な強度のあるワイヤーを使用することが必要です。 特にかかった獲物から逆襲されて負傷する事例が多く、止めさし等にあたっては十分な留意が必要です。

これらの事故防止のための取組みは、頭で分かっただけではなく、普段から怠りなく反復し、身体で基本動作を覚えこむことが必要です。 猟友会では、事故防止講習会の開催や先輩ハンターの指導などにより、会員に対し、事故防止対策の徹底を図っています。

安全狩猟

感染症予防

人と動物には共通の病気(感染症)があり、ペットや野生鳥獣から人に感染することがあります。この共通感染症は、世界保健機構(WHO)で確認されているだけでも200種類以上あり、主なものとしては、ウィルスによるものとして、狂犬病、E型肝炎、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介性脳炎、細菌によるものとして、オウム病、ブルセラ病、野兎病、寄生虫によるエキノコックス症、トリヒナ症などが挙げられます。昨今社会問題化している「鳥インフルエンザ」も、人と動物の共通感染症のーつです。

この共通感染症にかかった場合の症状は、感染症の種類によって実に様々です。ちょっと熱が出たりするだけで自然に治ってしまう軽症のものから、後遺症が残ったり適切な治療をしないと死に至る劇症のものまで、幅広いものがあります。また、症状に個人差がある場合も少なくありません。 さらに、潜伏期間が数日~数週間ある場合や、エキノコックス症のように症状が出るまでに数年~十年程度あるものもあります。

ハンターに関係が深い感染症の例としては、次のようなものがあります。

  • ・シカ肉を生で食べた人がE型肝炎を発症
  • ・イノシシの肝臓を生で食べた人がE型肝炎を発症し、70歳の男性が死亡
  • ・シカに寄生するダニに刺されたことにより、SFTSや日本紅斑熱病等を発症

治療方法には、ワクチンを投与する方法、対症療法的な治療が中心で自然治癒を待つ方法、かかった部分を物理的に切除する方法などの方法があります。

予防方法としては、可能な限り野生鳥獣の体液などに直接触れる機会・量を少なくするため、必ずビニール手袋を使用することを習慣づけたり、やむを得ず触れた場合には、できる限り早いうちに洗い流したり消毒することが必要です。また、野生鳥獣の肉や内臓を食べる場合は、生で食べることは避け、加熱処理すること(加熱条件:中心部75℃以上)が基本です。

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