ジビエ利用の推進

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ジビエ利用の推進

脂の乗った猪のぼたん鍋や鴨鍋、雉鍋など、野生鳥獣の肉(ジビエ)を肴に狩猟の成果を論じながら猟仲間と酌み交わすお酒は、長らく狩猟者だけが味わえる大きな楽しみ、醍醐味でした。

近年、ニホンジカやイノシシの捕獲の増加に伴い、特に鳥獣被害防止対策(冬季の登録狩猟と違い、主に気温の高い春~秋に実施)で捕獲された個体の多くは利用されず、やむを得ず埋設又は焼却処分されていることは、「獲った生命はありがたく余すところなくいただく」という狩猟者の基本理念には沿わず、また地域の自然資源としての有効活用の観点からも極めて残念な状況です。

このため、政府では、平成29年(2017年)4月に「ジビエ利用拡大に関する関係省庁連絡会議」(議長:菅官房長官・当時)を設置し、モデル地区として全国で17地区を選定し新たな処理加工施設の整備を開始するなど、ジビエの利活用推進を進めています。

大日本猟友会も、佐々木会長が連絡会議に提言を行うなど、狩猟者の立場に限らず、処理・利用・販売も含めた総合的な観点から積極的に支援・協力を行っています。また、ジビエのPRにも、都道府県猟友会の協力を得つつ取り組んでいます。

ジビエ料理

  • (脂の乗ったイノシシ(ぼたん)肉)

    (脂の乗ったイノシシ(ぼたん)肉)

  • (イノシシ肉の炭火焼き)

    (イノシシ肉の炭火焼き)

  • (シカロース肉のソテー)

    (シカロース肉のソテー)

  • (鴨鍋用の野生鴨の肉)

  • (野生鴨のロースト)

  • (本会主催の「狩猟のつどい」には菅官房長官(当時)も参加)

    (本会主催の「狩猟のつどい」には
    菅官房長官(当時)も参加)

  • (ジビエ利用拡大関係省庁連絡会議 H31.4)

    (ジビエ利用拡大関係省庁連絡会議 H31.4)

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